『ゆるい職場』 古屋星斗
「ブラック企業」が流行語になってから、
2010年代にさまざまな職場運営法が改正されたために、残業時間やパワハラが是正され、若者への負荷が減った。今までの教育が通用しなくなった。
同時に若者が成長を感じることも減り、不安から転職が増える。(20代後半の社会人の54%が転職を経験しているという調査結果もある)
会社で若者を育てるから、
若者が会社を使って育つ時代になった。
会社は、その若者を支えるための支援や制度を整え、横のつながりや、社外のつながりから、成長の機会をサポートし、育った若者とのつながり方の選択肢を増やす。
そうして、未来を担う若者を育てていける「社会」を作ることもできるんじゃないか。
という大きなメッセージを自分は受け取った。